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肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチン肺炎の原因として多いのが、肺炎球菌によって引き起こされるものです。肺炎は、体力の弱い高齢者や免疫力の低下している方にかかりやすく、急速に症状が進んだ場合は抗生物質などによる治療が間に合わないことがあり危険です。肺炎を事前に予防する方法の一つとして、ワクチンの接種が重要です。
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされるいろいろな病気(感染症)を予防するためのワクチンです。従って、肺炎球菌以外の原因による病気に対しては予防作用はありません。肺炎の原因となる微生物は各種細菌やウイルスなどたくさんの種類があります。
しかし、肺炎球菌はその中でも重要な位置を占めている細菌です。
また、インフルエンザウイルスに多くの型があるように、肺炎球菌にも多くの型があります。このワクチンは、一回の接種でいろいろな型に働きがあるようにつくられています。
次のような方に、ワクチン接種がすすめられています。
・65歳以上の方
・心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
・腎不全・肝機能障害・糖尿病の方
・脾臓摘出などで脾機能不全のある方
この肺炎球菌は、体力が落ちている時やお年寄りになって免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。高齢の方ほど重い肺炎を起こすこともあり、ワクチンによる予防が望まれています。
肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチン
インフルエンザにかかるがことが、肺炎を引き起こす要因となります。
両方のワクチンを接種することで、より高い肺炎予防作用が得られます。
肺炎球菌ワクチンは季節を問わず接種可能です。
1回接種
ニューモバックス 7,500円(税込)
プレベナー 10,800円(税込)
現在、2種類のワクチンがあります。
詳しくは医師にお尋ねください。
なお、奈良市では「定期予防接種」となり、一部の方は市よりの補助があります。
詳しくは奈良市のホームページをご覧ください。
奈良市ホームページ
不明な点があれば、当医院までご連絡ください。